(もしかしたら、「集合体恐怖症」の方は見ない方がいいかもしれない内容です。すみません。)
どうも、メックサンダーです。
実は最近フツフツと、「やりたいなぁ…」と思っていることがありまして…。
それは、「マップチップ」を語ることです。
マップチップとは?
例えば…コレです。
↓
???
「マップチップ」という言葉を知らない人が、この時点でコレが何なのか分かったら、スゴイというか、変態的というか…。
エヘ…
(増えた!?)
エヘへ…
(また増えた!)
エヘヘヘ…
(うわぁ~!!)
【答え】
これは、ファミリーコンピュータのゲーム「ドラゴンクエストⅢ」で使われていた、【建物の床】を表すグラフィック(視覚表現)です。
このような、いわゆる「ドット絵」で描かれたタイルのようなパーツのことを「マップチップ」と呼びます。また、それらを組み合わせて画面を構成する手法自体のこともそう呼びます。
ちなみに、2020年に発売され大ヒットしたゲーム「あつまれどうぶつの森」でも、「マイデザイン」というドット絵を使った機能が注目されていました。マップチップは、基本的にそれと同様の表現方法と言えると思います。
美しきマップチップの世界…
私は1980年代後半~90年代前半頃のテレビゲームのグラフィックが大好きです。マップチップはその頃のテレビゲームで非常によく使われていました。
マップチップという表現自体はもっと昔からありましたが、家庭用のゲーム機が完全に普及した1980年代後半~90年代前半頃が、量も質も、マップチップ全盛の時代だったと思います。
様々な種類のマップチップが並べられ、美しく繋がった時に出来上がるゲーム画面を見ると、もう、ため息が出てしまいます。
多分、ノスタルジーに浸っている部分もあるんでしょうけれど、当時のマップチップからは何か言いようのない美しさを感じていて、「もはやこれはアートだ!」と思っています。
建物の床
先ほどのマップチップを【建物の床】なんて勝手に呼んでいますが、これは中世ヨーロッパの【石畳】が表現されたものだと思います。
実際のゲーム内では、お城や民家といった建物の床の部分に使われることが多く、また、建物と建物を繋ぐ通路や道としても使われています。
お城や街のシーンにおいて基本中の基本になるパーツですが、この色と陰影で表現された石畳の重なり具合には、どこか温かみを感じます。
(よくこんな色を使ったよなぁ…)
そしてこのマップチップがいくつも繋がった時、境い目にカクカクとした違和感を感じさせないながらも、何マス移動すれば目的までたどり届くのか、パッと見て分かりやすいというこの絶妙なデザイン…!
ああ!!美しい!!
基本にして至高!!!!
…こんな感じで、また機会があれば、他の種類のマップチップについて紹介しつつ、語れたらいいなと思います(全然伝わってない気もするけど満足)。
読んでいただき、ありがとうございました!
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