めっく庵 メックサンダーのブログ

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ペンタブ(板タブ)感想 XP-Pen Deco01 V2

2021年4月15日


どうもメックサンダーです。

 

初めて買いましたペンタブレット

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ペンタブレットでも、「板タブ」と呼ばれる部類です。 

液晶画面にペンをあてるタイプじゃなくて、パソコン画面を見ながら、手元の板にペンをあてるタイプです。

 

近況報告を兼ねて、ちょっと使ってみた感想を書きます。

 

 

 

XP-Pen Deco01 V2

買ったのはこれです。

 (画像は楽天アフィリエイトにリンクしています。)

 

上のイラストのように、パソコンの前にデーン!と置いて、板の上に専用のペンを走らせれば、パソコン画面上のカーソルが動きます。

パソコンと無線でつなぐ板タブもありましたが、安定性を重視して有線の板タブにしました。

 

板とペンがセットで機能する「ペン型のマウス」という感じです。

 

パソコンのほかに、一部のスマホタブレットPCにも対応しています。

 

お絵描きソフトを用意

お絵描きをするために、パソコンなどに別途用意したお絵描きソフト(アプリ)を入れます。

私の場合は、これまでスマホiPadで「メディバンペイント」を使ってきましたので、これからもパソコン版のメディバンペイントを使うことにしました。

 

実は、このペンタブを買った特典で、「openCanvas7」というソフトが手に入ったのですが、使ってみると…とっつきにくかったです。

描画の性能は文句なし、独自の「イベント機能」もあったりと、いいところもたくさんあったのですが、私の場合、機能の取り回しやデザインにうまく馴染めませんでした。

 

一方、パソコン版のメディバンペイントは(当たり前かもしれませんが)、これまで使っていたものに近く、機能も分かりやすくてコンパクトにまとまっている印象だったので、こちらを使うことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

良いところ・悪いところ

初心者の私が今までやってきたスマホiPadでのお絵描き、それに比べて、この板タブの使い勝手はどうか?そういう意味で「良いところ・悪いところ」を書いていきます。

 

ペンの反応

文句なしです。

筆圧を繊細に感知してくれます。

反応も途切れることがありません。

なお、傾きでペンの太さが変わる「傾き検知」も付いているそうですが、それはあまり重視していません(;´Д`)スミマセン

 

描画スペース

これまで使っていたiPad mini4は7.9インチ(16cm×12cm)でした。

これから使うパソコンのディスプレイはその3倍くらいあるので、描画スペースはずいぶん広くなりました。

しかし、直接画面に描くわけではなくなったことで感覚も変わり、しかも画面も遠くなったので、3倍も広くなったという感じはしません。

描く時の姿勢も変わりました(笑)

 

また、ちょっとだけ大げさに言いますが、手元のペンでの入力と、パソコン画面への出力の間には、ディスプレイと板タブの大きさから算出された調整が入りますので、「ディスプレイと板タブの大きさの差」で、描く側の感覚が微妙に変わってきます。

それに慣れるために、少し時間がかかりそうです。

ディスプレイと板タブの位置も固定した方がよさそうです。

 

ショートカット用ボタン

「元に戻す」や「ペンの太さを変える」といった操作を、板タブやペンについているボタンに登録することで、素早く行うことができます。

この製品は、ペンに2つ、板タブ本体に8つのボタンがあります。

 

お絵描きソフトを使うとき、描画スペースが広くなった分、使いたい機能にアクセスするまでの物理的な距離が遠くなりました。

なのでこのボタンを効率的に使いたいところです。

 

別途ショートカット用のツールを用意する方法もありますが、合計10個のボタンがあるので、とりあえずその必要性を感じないだけの充実感があります。

 

ただ、ペンの2つのボタンは、板タブ本体にかなり近づけていないと反応しないので、少しクセがある印象です。

 

 

 

 

 

 

 

拡大・縮小・移動

使ってみて、個人的に最大の違いはこれでした。

 

スマホiPadでは、液晶画面に直接2本の指をあてることで、画像全体の拡大・縮小・移動をすることができました。

しかし、この板タブではそれができません。

ペンでの入力と指によるタッチを両立する「マルチタッチ機能」ができる板タブもありますが、それはかなり高級な部類のようです。

 

とても頻繁に行う操作なのですが、指での操作ができないとなると、「手のひらツール」や「ナビゲーター画面(全体図)」、「ショートカットキー」の操作などを組み合わせる必要があり、私にとってこれまで直感的にできていたことができなくなったのは痛手です。

 

拡大においては、「どの点を中心に拡大するのか?」ということがとても重要で、単純にショートカットキーなどで拡大しただけでは、全体がボヤンと拡大されるだけで、思ったとおりにいきません。(ポインタの位置で多少アジャストはされますが…)

 

現実的な操作としては、ナビゲーター画面をペンで操作して中心点を絞りつつ、ショートカット用ボタンに拡大・縮小機能を割り当てるのが一番ラクかな~と思っています。

慣れればスムーズにできるかな?

(追記。実際にやってみると、ナビゲーター画面を触るよりも、「手のひらツール」など、キャンバスを移動する機能を使用するのが便利でした。「拡大」「縮小」「元のサイズに戻す」「手のひらツール」をショートカットキーで併用するのがいい感じです。)

 

描き心地

板タブを試したくなった大きな理由は、描き心地を変えたかったからです。

もう本当に私の性格の話です。

 

ペンの反応がいいことは絶対条件なんですが、スマホiPadで描く時、液晶に貼ったフィルムの摩耗具合や繊細なペン先のことなどが気になっていました。

 

何か、描いてて気持ち良くない。

いつからかそんなことを思うようになってしまいました。

 

板タブならあまり手元を見ないし、板タブ自体も頑丈そうだから、もしかしたら自分にあっているかもしれない…それで乗り換えてみることにしました。

 

これは長く使ってみないと分からないことなのですが、今のところいい感じだと思っています。

 

おわりに

板タブで描いた初ピコです。

 

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フッフフ…かわいいやんけ…。

 

 

こんな感じですが、また再スタートの気持ちでのんびりやっていきますので、よろしくお願いします。

 

長い文章を読んでいただき、ありがとうございました!