めっく庵 メックサンダーのブログ

イラスト、ゲーム、漫画、工作など、メックサンダーが好きなことを垂れ流すブログです。

続・内藤寛さんのドラクエ3デバッグ動画が好きすぎた

 

2021年8月 

 

どうも、メックサンダーです。

 

8月14日(土)、個人的に今最も熱いジャンル(?)内藤寛さんのドラクエデバッグ動画】の新作がYouTubeで配信されました。 

 

こちらです。

ドラクエデバッグ実況生中継 バグライブ!2」

 

【追記】

音声が小さく聞こえる場合があるため、ボリュームを上げた高音量版もアップされました。こちらです↓

 

【さらに追記!】

解説を追加したいわば「完全版」(?)もアップされました!ありがとうございます!

こちらです↓

 

 

 

さて、ここからは、この動画について書いた私の文章です。

「2 内容の紹介」や「3 今回の感想」の部分に、少しだけネタバレを含みますのでご注意ください。

 

 

 

続・内藤寛さんのドラクエデバッグ動画が好きすぎた

1 状況の説明

ドラクエ3」は超々有名なテレビゲームですが、「デバッグ」って何?という方。

デバッグとは、コンピュータのプログラムで動いているシステムのバグ(=誤り)を修正することです。

ただゲームをするわけではなく、知識と経験がないとできない専門的な作業です。

 

そして、ファミコンドラクエ3の発売は1988年。

内藤寛さんはその開発メンバーで、チーフプログラマーだった方です。

 

つまりどういうことかというと、ゲームの中身を作ったご本人が、33年ぶりにゲーム開発当時のご自身が残したバグで遊ぶ…もとい、ご自身が無念ながらも残してしまったバグと向き合い、その原因を探り修正していく、という崇高な企画です。

 

デバッグという作業の性質からいって、どうしても考える時間や地道な作業を強いられる時間が多くなりますが、あえてそれらをカットせず、うんうん唸りながら内藤さんがデバッグされるこのシリーズ、そのマニアックな内容に刺さりまくる人が続出!大好評です!(…そんな気がします。)

 

その好評さを受けて、内藤さんがまた新しい動画を作ってくださいました!(やったー!)

 

2 内容の紹介

今回の動画は、なんと本当にリアルタイム。

ライブ配信デバッグをされました。

 

ライブ配信ということで、前回までの動画のような、分かりやすい画面上の文字での解説などはありません(本当にリアルタイムでなさっているので、準備できないのは当たり前です)。

【追記】後日、解説を追加したバージョンがアップされています!(上にリンクあり)

 

また、デバッグ作業の進め方も、前回までのシリーズの内容を踏まえてのものになっているので、初めて観るという方はまず前回の【海賊の家の岩バグ】シリーズからご覧になるのもおススメです。

 

前回シリーズの紹介記事→内藤寛さんのドラクエ3デバッグ動画が好きすぎた - めっく庵 メックサンダーのブログ

 

 

さて、ちょっとだけネタバレすると、今回の内容は【レーベの岩バグ】です。

 

このバグは、「レーベの村」というゲーム内の場所にある、大きなを村の外に押し出すと、プレイヤーの操作しているキャラクターが消え、ポツンと離れたところに表示されるというものです。

 

レーベの村はゲームを始めてすぐに到着する場所なので、もしかしたらドラクエ3で一、ニを争うくらい遭遇した人の多いバグかもしれません。

 

自分もどのようにやり方を知ったのかは覚えていませんが、わざとこのバグを起こしまくって遊んでいました。

幸いゲームの進行にはほとんど支障のないバグだったので、本当にいつも「遊ぶ」という感覚でした。

 

そんなおなじみのバグに、ついに内藤プロのメスが入る時が来たのです!

 

 

 

 

 

3 今回の感想

今回の動画も、やはり興味深くて、めちゃくちゃ面白かったです。

 

内藤さんは「30分くらいで出来ると思うよ」みたいなことをおっしゃっていましたが、終わってみれば動画の長さは2時間10分です。いいんです。覚悟の上です。

これは内藤さんと空気を共有する動画なのです。

いつからか定番になった決め台詞、

「誰だよこんなの作ったの(# ゚Д゚)」もしっかり炸裂します。(作ったのはあなたです!)

 

 

そして、バグが起こる仕組みの解明。

 

子どもの頃、本当に何度も触れたバグだったので現象自体には馴染みきっていましたが、原因を知ってビックリ&スッキリしました。

バグ発生の根本が、キャラクターの○○を示すアレだったとは…。

(ということは、これってもしかして「海賊の家」でも起こせる…?)

 

バイナリエディタという、コンピュータの内部で扱われている数値を見ることができる画面が映っているのも良かったです。

夢中で遊んだゲームはこういうふうにできていたんだなあ~、カセットの中でそんなことが起きていたんだなあ~と思いを巡らせることができました…!

 

それにしても、本当にこんなぶっつけ本番でプログラムを修正してしまうんだから…すごい!!(感嘆)

 

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

内藤さん、今回もありがとうございました!(また楽しみにしています…!!)

 

前(内藤寛さんのドラクエ3デバッグ動画が好きすぎた)へ

次(内藤寛さんのドラクエ3【バージョン違い検証動画】がやっぱり好きすぎた)へ