どうもメックサンダーです。
古紙からミニチュア建築用のブロックを作っているのですが、前回までの作り方とはまた違う方法を思いつきましたので紹介します。
ブロックを作るための道具として、こういうものを用意しました。
…なんじゃこりゃ?
ということで説明を。。
真ん中の四角いものが本体で、溝のある板のような形状をしています。
その本体は、かまぼこ板にホームセンターで売っている薄い木の棒を木工用ボンドで貼り付けて作りました。
緑色のテープが貼ってある棒のようなものについては、左右の細いものが、その薄い木の棒をカットしたもの、上の平べったいものが、アイスクリーム用の木のスプーンです。
全部、木ですね。
それで、一体これをどう使うのかというと…
ズバリ、「圧縮」します。
ブロックの材料は、古紙と水をミキサーで混ぜてドロドロにしたもので、それは前回までと同じなんですが、今回はそのドロドロを、この道具で「圧縮」するのです。
真ん中の矢印で示した場所にドロドロを置いて、①の板で蓋をしつつ、②③の棒で左右から「圧縮」していきます。
こう、ギュウーっと。
しっかりと、蓋で押さえながら、左右の棒で、
ギュウーっと。
そう、ギュウーっとネ。。
(///´Д`///;)
すると、ドロドロの古紙に含まれていた水分が染み出し、薄い木の棒と同じ厚みの、直方体に成型された古紙が残ります。
それをスイーっと棒でスライドさせて道具から取り除き、しっかり乾燥させたらブロックの出来上がりです。
↑乾燥させて出来上がったブロック。
厚さは2ミリ、幅は5ミリ、長さは使うドロドロの量によって変わります。
今回は手探りで、色々な長さのブロックを作ってみました。
ちなみに、木の棒のサイズを変えれば、違う厚さや幅のブロックも作れそうです。
棒の断面を斜めやギザギザにカットしたりしても面白いかも?
今回の方法は、前回までのような、いったん大きな厚紙を作ってから、それをハサミで切ってブロックを作る方法と違い、ヒビ割れはできず角もシャープです。
作る過程で水気をしっかり絞るので、乾燥までの時間も短くて済みます。
でも、一つ一つを圧縮して作らないといけないので、やはり手間はかかります。
うーん、二つの作り方。
そこは使い分けでしょうか。。
さて、今回のブロックをこれからどう使っていくか、それはまた。
お読みいただき、ありがとうございました!