めっく庵 メックサンダーのブログ

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ファミコンドラクエ3 マップチップの旅8

 

 

 

ファミコンドラクエ3、マップチップ鑑賞の旅。

 

このところ「いざないの洞窟」ネタが続いている。

さすがに我がパーティーもこの洞窟を余裕で攻略できるレベルにはなっているが、そんな中でも、やはり語らずにはいられないマップチップがある。

それがこちら!

 

 

 

 \ワーープ!!/

 

 

旅の扉」!!

ご存じ、ドラクエワールドにおける、離れた場所と場所をつなぐワープポイントである。

 

旅の扉

 

旅の扉に足を踏み入れると、

 

プルルルルルル・・・

ポワワワワワワ・・・

 

という音とともに、画面がグンニャリと歪みながら消えていく演出が起こり、勇者は別の地点の「旅の扉」までワープする。

 

例えば、アリアハンの「いざないの洞窟」にある「旅の扉」と、ロマリアの南にある「旅の扉」はつながっていて、アリアハン大陸から世界へ旅立とうとする勇者は、まず、この「経路」のお世話になるのである。

 

 

初めてワープ演出を見たメック少年は衝撃を受けた!

同じワープの類でも、「ルーラ」や「キメラの翼」とはまた違う趣きの、とても凝った演出で、何か大いなるチカラが働いているような…そんな厳かな雰囲気がある。

ああ!ファンタジー!!

 

 

 

 

見た目は、泉が渦を巻いているような、美しい紋様のような。

外側に波しぶきの白、中心に向かい色が濃くなる青、そしてどこにつながっているのか…深淵を思わせる黒。

 

そんなこのマップチップのデザインだが、実は、初めて「旅の扉」が登場したドラクエ2のものと同じになっている(3には夜バージョンも登場)。

それだけ完成されたデザインということだと思うし、個人的にもこのデザインには親しみを感じる。

 

 

一方、ワープ時の演出については、ドラクエ2と3では全く異なっている。

 

ドラクエ2の場合、

ペルラポルラペロリポリロラ!!

というかなり早口(?)な音(呪文を使う時の音に似ている)とともに、画面が七色に点滅する。

ちょっとサイケデリック

 

でも、そこにドラクエ2っぽさを強く感じるし、BGMやグラフィックだけじゃなくて「旅の扉」のような演出も、ドラクエ2やドラクエ3それぞれの作品の「っぽさ」をかもし出す要因になっているに違いない!

 

 

ドラクエ4にも「旅の扉」は登場するが、ゲームの進行上、2や3の時よりも利用する機会自体が減ったのか、ちょっと影が薄くなったような印象。

でも、デザインはかなり豪華になっている!

それがこちら!

 

 

\ズゴゴゴゴ!!/

 

 

なんと4パターンのマップチップによるアニメーション!

これは…完全に渦!

そして、ワープする時の演出は、ドラクエ3と同じグンニャリ系。

「渦を巻いている泉」というイメージはこれにて確立された感じ。

 

 

ファミコンのマップチップで表現された「旅の扉」はドラクエ4まで。

ドラクエ5以降は、スーパーファミコンプレイステーションなどのゲーム機で作品が展開されていくのだ。

 

それでは、また次回。

 

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