どうもメックサンダーです。
2020年6月1日、月曜日。
この日、私の住んでいる地域では、家庭保育期間(保育園などから自宅での保育を強く要請されている期間)が明け、再び子どもを保育施設に預けることができるようになりました。
家庭保育期間は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2か月ほど続きました。
うちには小さな子どもがいますが、私はそのほとんどの時間を子どもといっしょに過ごしました。
子どもはかわいい。
言うまでもなく、書くまでもなく大切な存在だし、自分だけでは気づけないことをよく気づかせてくれたりもする。
でも、ず~っと一緒にいるのは、とてもしんどい。
育児に関わったことのある方には、きっと分かってもらえると思います。
なので、無理やろ!そんなん!と焦りました。
実際のところ、やっぱりしんどくて、やらなくちゃいけないことを後回しにしつつ、なんとか乗り切りました。
それに、色々なところに出かける機会がなくなったことは、親の目から見て、小さな子どもには好ましいものではありませんでした。
そんな生活が続いた後、いよいよ、再び子どもを保育施設に預ける日がやってきます。
すっかり家中心の生活に順応した子ども。
「はたして、うまくいくかなぁ…」と1週間以上前から心配でした。
しかし、いざ動いてみると、思っていたより、ずっと素直に応じてくれました。
よかった、とりあえずよかった。
後部座席が空になった自転車、それに自分ひとりで乗って、ペダルを漕いで、走り出します。
その時、背中に違和感が。
別に怪我をしたわけじゃなくて。
軽い。
背中が不気味に軽いのです。
スースーします。
妻と協力しながら、べったり面倒を見てきた子ども。
その不在がとても奇妙です。
落ち着かない。
これは「不安」?
(今思えば、「空虚感」という言葉が似合います。)
子どものことを気にせず、自由に動けるはずなのに。
この瞬間を、心のどこかで待っていたはずなのに。
快でも不快でもなく、とても不思議な感覚でした。
この感覚、数日後にはきっと忘れます。
でも、忘れたら何かもったいない気がします。
この期間の記憶まで薄れてしまいそうな気がします。
だから、また思い出せるように、こうやってブログに書いておくことにしました。
\ ちりりん /
何のオチもなく、すみません。
読んでいただき、ありがとうございました。