2021年10月
どうもメックサンダーです。
ファミコン世代のキッズに流れたウワサ…
「ファミコンのドラクエ3には、最初に発売されたバージョンと、後で発売されたバージョンの2種類があるらしい…」
そう、コレです。
このウワサは、私もファミコンのドラクエ3を遊び倒した者の一人として気になっておりました。
内藤寛さんのドラクエ3【バージョン違い検証動画】がやっぱり好きすぎた
1 いわゆる「後期ROM」
ファミコンのドラクエ3には、いわゆる「後期ROM」と呼ばれる存在があると…。
初めてそのウワサを聞いたのはいつの頃だったか?もうずっと前だった気がします。
私個人は、
・それがあるのはどうやら間違いない。
・しかし前期と後期でどこが違うのか細かくは知らない。
・おそらくは発売後に判明した大きなバグ(ゲームの誤動作)を改修したのが後期ROMだろう…。
そんな認識で今日までを過ごしておりました。
そしてその本当のところを、ゲームカセット内のプログラムを比較して検証するという切り口で、
「白黒はっきりつけたろうと!」
内藤プロが新企画を立ち上げ、動画を作ってくださいました!(やったー!痒いところに手が届くー!)
内藤プロとは…
ファミコンのドラクエ3、ドラクエ4のチーフプログラマーをされた内藤 寛(ないとう かん)さんです。(内藤プロという呼び方は私が勝手に言っているだけです。)
その動画がこちらです!
2 これまでの動画
いや、あんたが作ったプログラムちゃうんかい!とツッコみたくなるところですが、内藤さんは当時の自分が作ったプログラムの内容をどうやらあまり覚えていません。30数年前のことですので無理もありません。
ただし、そのプログラミングに対する嗅覚?勘?は凄まじく、これまでの動画でもドラクエ3の有名なバグの原因を突き止め、修正されてきました(その作業をデバッグといいます)。
当時の自分自身が作ったプログラムに文句を言いながらデバッグされる様子が、私にはとても面白いです。
ちなみにこれまでの傾向から、内藤さんが「なんとなく分かった」と言い出されたら勝ちパターンです。
これまでのデバッグ動画の紹介記事→内藤寛さんのドラクエ3デバッグ動画が好きすぎた、続・内藤寛さんのドラクエ3デバッグ動画が好きすぎた
3 今回の見どころ
さあ、そして今回の動画ですが、長さは35分ほど。
まずは2つのバージョンのプログラムを比較して、プログラムの文字列が異なっている部分を見つけ出すところから検証作業をスタートされています。(なるほど!)
ただし内藤さん、今回は前回までのデバッグ作業よりも苦戦される状況に追い込まれてしまいます。
なぜならば、前回までとはある意味「逆」の作業になっているからです。
【前回まで】
バグという「現象」があって、それを起こしている「プログラム」を見つけて修正する。
【今回】
何を処理しているのか分からない「プログラム」があって、そのプログラムが起こす「現象」を見つける。
つまり、プログラムが何かの現象(キャラクターの行動など)に反応して動き出すまで、言ってしまえば手当たり次第にゲームを遊んでみるしかない、ということです。
その事実に気づいた内藤さんが「これ大変なんじゃね…?」と焦り出すところあたりからが今回の動画の見どころです!(鬼)
が、そのあとに急展開が待っていました。(ヒント…2コンの○○○○)
最終的に、ゲームの状況、内藤さんのおっしゃる推測とその語り口があまりに面白くて、私はお腹を抱えて笑ってしまいました。
・・・・・・・・・・
内藤さんが組織から消されないかだけが心配ですが、このシリーズ、続けてくださるようでありがたいです!
続編を本当に心待ちにしております。
(もう一回リンクを貼っておきます。)
ありがとうございました。
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